昭和と平成の架け橋
主題のとおり「哀愁の歌謡曲」ではあるが、昭和のCDという仲間に入れるのは微妙です
昭和の終わりとともに、バブル崩壊へと突き進む1990年(平成2年)の発売となります
名馬「オグリキャップ」が有馬記念で有終の美を飾り、「ちびまる子ちゃん」が放送開始された年でもありました
作詞:荒木とよひさ 作曲:堀内孝雄 編曲:川村栄二
涙まじりの 恋唄は
胸の痛さか 想い出か
「堀内孝雄」さんが演歌調にスタンスを変えてきたのは、いつ頃からだったでしょうか
この『恋歌綴り』の時には、昭和の香りを充分に残しながら、もうすでに演歌の味わいを充分に確立されています
思い起こされるのは、「山口百恵」さんへ提供した名曲『愛染橋』(1979年)です
前年「谷村新司」さんが提供した『いい日旅立ち』とは打って変わり、この作品にはどこか「演歌テースト」を感じたものです
(また作詞者の「松本隆」さんは彼女の結婚を知っていたかのような、意味深な歌詞となっております)
1980年代には、もう「堀内孝雄」さんの中ではフォークソングからの脱却を考えていたのかもしれません
(調べてみると、フォーク調の最後のヒット曲『君のひとみは10000ボルト』の発売は1978年でした)
昭和から平成へのはざまの中で『恋歌綴り』は大きくヒットしていきました
「オグリキャップ」のぬいぐるみが街中をにあふれ、「ちびまる子ちゃん」が「百恵ちゃん」に夢中な場面に、思い出をふくらませながら・・・
オリジナル『恋唄綴り』麻生詩織
「堀内孝雄」さんバージョンはセルフカバーでした
『恋唄綴り』は「麻生詩織」さんのデビューシングルであり「はぐれ刑事純情派」の挿入歌として、起用されていました
『六本木純情派』(荻野目洋子)は知っていますが、「はぐれ刑事純情派」は見ていませんでした
(全く関係ないですが、「博多っ子純情」も好きな漫画でした)
YouTubeに「演歌の花道」の動画がありました
「麻生詩織」さんの歌う『恋歌綴り』は女性ならではの切ない思いが、十分に伝わってきました
どこか影あるとても魅力的な方で、堀内さんがセルフカバーするまでこの曲が売れなかったのが不思議でなりません
あんた どこにいるの
あんた 逢いたいよ
「麻生詩織」さんは、「純」なまま「情」にあつく、心を込めて歌っていました
からかい半分でよく使われることもある「純情」という言葉が、私は好きです
『六本木純情派』の女の子は、ワル気(げ)に振る舞いつつ、実際は見かけだおしな自分自身に悩みます
「博多っ子純情」は「友情」「喧嘩」「恋愛」や「大人との出会い」を経て成長していきます
ベタな純情加減こそが、いとおしいのです
「堀内孝雄」さんには、そんな同じ匂いを感じる人がたくさんいると思います
これからも『ガキの頃のように』そのままに、素晴らしい作品を作ってくださいませ!
「サンキュー!」
了
『愛しき日々』 堀内孝雄 哀愁の歌謡曲 昭和のCD全10巻 2-3
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