柴田まゆみ『白いページの中に』 歌詞の意味は不明ですが、昭和歌謡史に残るであろうこの名曲です    

作詞:作曲  柴田まゆみ

 

白いページの中に  昭和53年(1978年)

 

 この名曲をなんと高校卒業後まもなく仕上げています。

 

詩の解釈がとても難しく、聞くたびに主人公の心情をいろいろ想像しています。

 

 

ある方が〃いつ聴いても鳥肌が立つ名曲。この感覚を時々味わいたいので、続けて聴き過ぎないようにしています。〃とコメントされていました。

 

とても素敵な表現であり、まさにおっしゃる通りだと思います。

ずっと大切にしていきたい作品であり、一人でも多くの方にぜひとも聞いていただきたいです。

 

 

いつの間にか私は 愛の行方さえも 見失っていたことに 気付きもしないで

 

始まりは、流れるように、なた絡(から)みつくよう歌い方で、いきなり魅了されてしまいます

 

 

振り向けば やすらぎがあって 見守る瞳が あったことを

 

この詩の表現力、言葉の選び方が、最高の旋律にのって、聞く者を圧倒するのです。

 

「恋は盲目」

使い尽くされたことばですが、気づいてくれて本当に良かったです(片思いを常連にしている男には、嬉しい結果です)

 

この曲は当時かなりヒットし、CM(日産スカイライン)にも使われていたみたいです。

多分そのイメージがかすかに残っており、懐かしさをより高めてくれたのかもしれません。

 

白いページに入れたものは一体何なのか?・・・

 

 

好きだった海のささやきが 今は心にしみる

よみがえる午後のやすらぎも 白いページの中に

 

皆さんも眠れぬ夜にじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

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{蛇足}

 

当時CMソングは素晴らしい曲が多く、CMから火が付き大ヒットすることも多かったような気がします。

 

中でも「日産スカイライン(ケンメリGT-R)」の

ケンとメリー ~愛と風のように~ 歌:BUZZ  はいつか取り上げたいぐらい、

とてもすきです。

 

クレヨンしんちゃんも勧めている(?)かは定かではありませんが、 

挿入歌で使われた映画「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」はシリーズ最高作かな...と。

ちなみに『トヨタ200GT』ファンならこの映画と「結婚できない男」は必見です。

 

 了  

 

昭和の名 水越けいこ Too far away(トゥーファーラウェイ) 

昭和の名曲 花ぬすびと 明日香

欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)『ラヴ・イズ・オーヴァー』することなく、永遠に続きそうです

中山千夏 『あなたの心に』 じゃりン子チエちゃんとの共通点が見つかりません

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    解釈は難しくない
    想像力をはたらかせ、詩を味わえばよいのです
    抽象的だからこそ価値がある

    美しい歌詞が、素晴らしい
    楽曲にのり、完璧な編曲で
    酔いしらされて
    しまいます

    数多くの名曲を送り出した
    ユーミンに向けられるべき
    称賛を、この一発で
    柴田まゆみが、さらって
    いきそうな、そんな破壊力を
    感じます

    • tsuyosi より:

      匿名さまの的確なご指導に感謝します。
      無駄のない素晴らしいあなた様の文章が羨ましくもあり、また共感致しました。

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