さだまさしさんの「雨やどり」のほうが少し有名かも
(こちらも超おススメです)
雨やどり 昭和52年(1977年)
演歌色の薄い 都はるみの世界
どちらも少し異色な作品かな?とは思いますが、特に都はるみさんがウリであるこぶしをころし、しんみりと歌いつづる感じに心惹かれます。
作詞:阿久悠 作曲:小林亜星のコンビが、前作「北の宿から」の大ヒットの後の渾身の一曲です。
「北の宿から」で新境地を開き、ここに極めり!という感じでしょうか。
阿久悠・小林亜星と聞けばもう鉄板、間違いなし です。しかも脂ののり切った全盛期。
傘は あなたが さしかけて 私がさせば ぬれるから
この始まりの歌詞で、もう心を持っていかれました
この「さしかけて」の歌詞が3番でも登場しますが、
私はこの使い方が好きでたまりません。
こんな風に何気に傘をさしかけられたら、もうダメです。
たちまち心を撃ち抜かれることまちがいなしでしょう。
あなた好みの あなた好みの 古い歌 終わるまでここに いましょうか
古い歌ばかり歌っている私にとって、この歌詞は神です
この歌詞が流れるたびに、喜びに震えます。
雨宿り
最近は雨宿りする機会もなくなりました。
ひさしのある風景が減ったのか、雨の降り方が変化してきたのか・・・
たぶん、ほんのいっときの立ち止まりをもおしみ、知らぬ間に心の余裕が失われてきているのかもしれません。
ギターとサックスの心地よい演奏を聴きながら眠りにつき、そして
明日からは、いつもよりほんの少しだけゆっくりと歩いて生きてみます。
(肩を濡らした素敵な女性を想像しつつ)
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{蛇足}
ついでに、さだまさしの「雨やどり」も久しぶりに聞いてみました
やはり素晴らしい。
ドラマ性が素晴らしい。
演奏及び歌唱力が素晴しい。
コンサートのお客様も素晴らしい。
そして最後のオチが....何とも素晴らしい。
ただ一つだけ残念なことがあります。
この駄文のオチが一向に見つからないのです・・・
了
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