バズ(BUZZ) ケンとメリー~愛と風のように~「日産スカイライン」 

「スカイライン」と言えば3代目「愛のスカイライン」(C10型・通称ハコスカ)からが有名です

日産自動車とプリンス自動車が合併後の(昭和41年)、初めてのフルモデルチェンジでした(1968年~1972年)

 

4年後、ソフトイメージ戦略の「ケンとメリーのスカイライン(C110 型)が昭和47年デビューしました(1972年~1977年)(丸目テールランプの歴史の始まりです)

イケメン男優の「ケン」が素敵な「メリー」をオシャレにエスコートしていました(CMでは車が主役ではなく、あくまでも脇役・背景に徹しているところに、時代の余裕を感じます)

 

そして、昭和を、日産を代表するこの名車と共に、CMタイアップ曲「ケンとメリー」が昭和の歴史に名を残すこととなるのです(歴史に残しているかは微妙ですが、私の心には確実に名が残されています)

 

ケンとメリー~愛と風のように~ 昭和47年(1972年)

 

作詞:山中弘光/高橋信之 作曲・編曲:高橋信之

 

フォークデュオ「BUZZ」

 

BUZZ(バズ)は小出博志さんと東郷昌和さんとのフォークデュオです

1980年代の「松田聖子」さん「田原俊彦」さんなどアイドル全盛時代の大半のヒット曲におけるバックコーラスなど、数多くのレコード制作に参加されています(1998年には、ユーミンのコンサートにもコーラスにて)

CMソングやアニメ主題歌など多数手がけておられます

 

~愛と風のように~

 

シンプルではあるけれど力強いドラムが、ゆっくりとリズムを刻みながらイントロは始まります

そこに寄り添うようなギターの弦の擦(す)れる音が、心地よく響きます

もうそれだけで、70年代へと誘(いざな)われるのです

この素敵な序章は、私をこよなく幸せにしてくれるのです

 

 

いつだって どこにだって はてしない空を 風は歌ってゆくさ 今だけの歌を

 

ふわふわと波に揺られるように、優しく語りかけてくれます(CMバージョンよりも一段とスローな気がします)

 

 

心はあるかい 愛はあるのかい

 

「愛は~~~~」

ここで初めて、声に力が入ります

声自体にか細さはあまり感じませんが、途切れそうで途切れないぎりぎりの線の上を渡る感じです

そして、このまっすぐな問いかけに、思わずたじろいでしまう自分がいます

 

 

道のむこうへ 出かけよう 今が通りすぎて ゆく前に

 

”今が通りすぎて ゆく前に”

全体を通して比較的短い文に対して、この歌詞が1番と2番どちらも2回ずつ出てきます

今この時も時は通り過ぎていきます

 

立ち止まって考えるよりも、まず行動してみよう

そんなことを教えてくれているのかもしれません

 

 

愛と風のように  愛と風のように

 

サビである ”愛と~風のように~” の前にかなりの「間」があります

お二人の儚(はかな)くも切ない声と、雄大な自然をイメージさせる曲と歌詞のおおらかさ、そしてこの「間」

これらの素晴らしいマッチングが、歴史に残る昭和の名曲と自信を持って言える所以(ゆえん)なのです

 

まっすぐな道を、どこまでも駆け抜けて行きたくなります

 

その後のライブ映像を見させていただきました(かなりの年月が経っているようです)

二人のピアノとギターだけの演奏です(他に何も必要はないのです)

途切れてしまいそうな、あの声は健在でした

 

以前にもまして、高度な綱渡りをされていました

長年の努力の積み重ねであり、職人芸でもあるようです

そしてサビのハモリを聴いたときは、生きていて良かったと心から思うのでした

 

映像の最後にモスグリーンの「ケンメリ」が映ります

当時のフラッグシップカラーだった鮮やかなブルーとは対照的です(投稿者のセンスに感動です)

 

渋みのある、「Buzz」のお二人のように、あのモスグリー色のように、上手に歳を重ねていけたら

 

”今が通りすぎて ゆく前に・・・”

 

P.S.

 

バズる

 

「Buzz」には、「ハチがぶんぶんと飛び回る音」という意味があるようです

派生的に「バズマーケティング」という、口コミによる情報の交換や広まりを戦力的に販売につなげる手法が生まれます

ネット上でよく使われている「バズる」は、一躍話題となるさまを言うようになったみたいです

 

見事に復活さられた「Buzz」のお二人

今後もご活躍を期待したいと共に、再び「バズる」ことを願うばかりです

 

ちなみに、このブログは「バグる」(調子がおかしな様子になる)場合が多いというか、常にバグっていると言ったほうが正しいでしょう。

 

 

海援隊 思えば遠くへ来たもんだ  昭和54年

 

 

 

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