マイベスト・クリスマスソング 揺れる心とキャンドルの炎

【クリスマスソングといえば】

1位『 クリスマス・イブ 』/ 山下達郎 ・2位 『恋人がサンタクロース』 / 松任谷由実 ・3位『 いつかのメリークリスマス 』/ B’z ・4位 『クリスマスキャロルの頃には』/ 稲垣潤一・・・

あるサイトではこんな紹介がされていました

 

どれも名曲です(『いつかの…』はほとんど知りませんが…)

クリスマスイブといえば、寂しい思いでしかない私にはちょっときつい歌ばかりです

 

それでも、季節に関係なく何度も聞いている作品が二つあります

まずはこの作品です

 

『サイレント・イヴ』(辛島美登里) 1990年

ユーチューブで800万回以上再生されています

 

【オーケストラっていいですね。みんな一人一人がプロで、真剣で。 そんな当たり前の事を教えてくれる素敵な歌でした。】

5年前の私のコメントが残っていました

今も思いは変わりません

 

90年代に入ると、極端に芸能情報に疎(うと)くなる私です

当初「サイレントナイト」で検索しても、私の意図にグーグルは反応しません

題を間違えているので当然です

 

しかし、そのあとに「川島」と間違えた名前を付け加えて打っても、ドンピシャにこの動画を紹介してくれました

グーグル先生はきっと超能力者に違いありません

 

ウィキペディア先生も尊敬している一人です

ドラマ『クリスマス・イブ』の主題歌だったとを教えてくださいました

 

メロディーもさることながら、洗練された歌詞に対する評価が非常に高い。辛島の代表作に因み、俳人の黛まどかは「辛島聴く」を冬の季語に指定したほどである。(ウィキペディア)

流れるような文章です

いつも貴重で情報を授けていただき、とても感謝しています

 

あまりにも興味深い内容だったので、もうひとつ付け加えてみたくなりました

「安奈聴く」

季語として、なんとか指定したいものです

 

『安奈』 (甲斐バンド) 1979年

 

作詞・作曲:甲斐よしひろ 編曲:甲斐バンド、弦編曲:石川鷹彦

 

始まりは、このコーラスかです

安奈 おまえの愛の灯はまだ 燃えているかい

すべての想いがここにこめられた一文だと思います

 

そして、伝説のこの前奏が始まります

チャラン チャ・チャ  チャ・チャラ チャラン

チャラン チャ・チャ  チャ・チャラ チャラン

なんか軽いし、うまく伝わっているかとても不安です

 

ただ昭和人なら、このイントロを知らない人はいません

カラオケでこの曲が入ると、みんなで必ずこのイントロと間奏を合唱したものです

今、冷静に考えれば、ただのおバカです

 

寒い夜だった 苛(つら)く悲しい

一人きりの 長い夜だった

「甲斐よしひろ」さんの苦渋の表情が思い浮かびます

 

それにしても、「つらい」というこの漢字を探すのにかなり苦労しました

「しいたげる」でもなく「イラつく」でも検索できません

「さいなむ」という言葉が出てこなかったのです

 

「苛酷」を極めました

 

主人公も「辛く」でも「苦しく」でもなく、よほど長く心を「さいなまれた」に違いありません

 

安奈 クリスマス・キャンドルの灯は

ゆれているかい

 

少し男の身勝手さを感じないでもないが、きっとこの女性はずっと待ち続けていたに違いありません

愛の炎を揺らし続ける彼女です

 

安奈 おまえの愛の灯はまだ 燃えているかい

やはりこの言葉で最後も飾ります

 

居ても立っても居られず、夜汽車の乗って追いかけて来た彼です

クリスマスイブの幸せそうな二人の夜が想像されます

 

一度は別れた二人、過ぎた月日は決して短くはないかもしれません

そこでふと、いらぬことを考えてしまいます

友達以上になれない、彼に思いを寄せるもう一人の女性・・・

いつも大事な夜には、「あなた」はいません

 

そうです

『サイレント・イヴ』での「辛島美登里」さんの名言

”ともだち”って いうルールは

とても難しい ゲームね

 

クリスマスソングが流れる季節になると、このような健気な二人の女性達が思い起こされるのでした

 

甲斐よしひろ 朝ライブ

2008年に放送された朝の番組「とくダネ!」にて歌われていました

ドラムのないアレンジは、繊細なギターの音色と「甲斐よしひろ」さんの思いを引き立たせます

そして、女性が奏でるヴァイオリンがとても魅力的で、ロック魂を優しく包んでくれるのでした

 

【マイベスト・クリスマスソング】を2曲ご紹介させていただきました

クリスマスに何の思いでもない自分には、昭和の名曲に愛の灯を燃やし続けることしかできないのです

 

チャラン チャ・チャ  チャ・チャラ チャラン・・・・

 

桑名正博 『月のあかり』 息子さんは微妙ですが、歌は本物でセクシャルでした 

 

 

 

 

 

 

 

 

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