「薬師丸ひろ子」様、あなたを・もっと・知りたくて

 

「薬師丸ひろ子」さん照会文、ウィキペディアで読みました

多少、はしょったところもありましたが、読み終わるまで40分以上かかったと思います

読めば読むほど好きになり、思い返せば思い返すほど感動し、知れば知るほどに尊敬するばかりです

 

彼女の好きな曲の中に『メイン・テーマ』があります

なので、とりあえず映画「メイン・テーマ」を観ました

 

とてもいいです

主役ダットサン(日産)の4WD(かなり、いじってるみたいです)

荷台には当たり前のように二人乗り、さっそうと走っています

デコトラにめっちゃあおられているのも、昭和的にお愛想なのでしょう

 

を固めるのは、白いスカイライン(R30系かな?)

今見てもほれぼれします

 

そして、ちょい役ではありますが、赤の「ラングレー」(これは自信がありません)

片想いの女性が乗っていたので、想い出補正がはいり、そのように見えたのかもしれません

なんと無人運転だったので、ついついそちらに目を奪われてしまいました

ここでの演出がとても気に入っており、今思い出してもにやけます

 

とにかく、旧車がたくさん見れて感謝感激なのでした

映画の内容については、まったくの素人の私です

どの映画を見ても、製作者の意図や思いをほとんど見逃します

ただ、「桃井かおり」さんの存在感には圧倒されました

 

ラストでの、いいタイミングで流れる名曲『メイン・テーマ』、最高です

 

メイン・テーマ 1984年

作詞:松本隆 作曲:南佳孝 編曲:大村雅朗

 

スージー鈴木は、この曲で特筆すべきは、非常に優れたアレンジを施した大村雅朗の仕事だと指摘。大村雅朗の代表曲の一つで、〔言語化するのは難しいが、〕「不思議に隙間が多いけれど、密度が高い曲」と解説している (ウィキペディア)

おっしゃる通りです

 

曲も詩も完璧だと思う

そこにこのアレンジが加わり、更に上質な世界へ導いてくれます

前奏では電子ピアノに続き、ピアノが同じ旋律で流れます

誰しもうっとりするでしょう

では、この順序が逆になっているのがとても素敵で、より余韻が楽しめます

 

綺麗すぎるほどの流れを突然遮断するような素晴らしいアレンジにより、逆に勢いがさらに増していくようです

20歳の女の子の意志の強さ、決心が伝わってくるようでした

 

ウィキペディアを読んでいると、「薬師丸ひろ子」さんの魅力に取りつかれます

「聖母のような謙虚さ」と「ぶれない強い視線」とが理想的に融合しています

 

彼女は50歳を過ぎても当時のキーを守っています

軽く書きましたが、これってすごいことだと思います

全体を通して、プロ意識の高さを常に感じます

 

煙草をつけようと マッチをするたびに

意地悪して炎 吹き消すわ

とても好きな歌詞の一つです

映画に、このようなシーンは見当たりません

 

「メインテーマ」の主人公とは少し違った、いたずらっぽい目をして微笑む薬師丸さんの表情が自然に浮かんでくるのでした

 

薬師丸ひろ子(ウィキペディアでの逸話)

 

ウィキペディアでの「薬師丸ひろ子」さんについての紹介について、もう少し触れていきます

 

審査員のつかこうへいからピンク・レディーを歌ってとのリクエストがあったが、女優になりたいとも思っていなかった薬師丸は素っ気無く断った。しかし、角川はその気の強さも気に入った

本人が知らないうちに応募されていた、角川映画「野生の証明」のオーディション

芸能の世界への執着のなさも魅力の一つです

 

サインは芸能人らしい崩した書き方ではなく、普通の女の子がテスト用紙に記入するような整った楷書でしている

自分の生き方に信念を持ち、かつ気遣いも併せ持っている方だと思います

 

マネージャーなしの1人で、薬師丸が教習所近くの中華料理店で居合わせたサラリーマンと相席で餃子定食を食べてきた話をした時、竹内(まりや)は薬師丸と友達になれると思ったと対談で答えている

お二人の作品がとても好きな私は、この文章を読んだとき嬉しくてたまりませんでした

 

生まれも育ちも東京なので都内の道に詳しく、道に不案内なドライバーの助手席はストレスが溜まると話している

勝気な面が一瞬想像されますが、そうではありません

いつも自分の思いをぐっと抑え、口に出すことは決してないのです

ちなみに、運動神経もよく運転もうまいみたいです(ちょっと、意外です)

 

ウィキペディア上ではもっと詳しく書かれています

実際の「薬師丸ひろ子」さんを知る人は、彼女の凄さ・素晴らしさはこんなものではないとあざ笑うに違いありません

 

【あなたを・もっと・知りたくて】

そんな思いが強くなるばかりの今日この頃です。

 

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