表題にもある通り、「やしきたかじん」さんは知っていましたが、色んな『東京』がありました聞く曲聞く曲どれも素晴し過ぎて驚きを隠せません
「JUJU」: 初めて聞いた曲でした
ミュージックビデオの作りがとてもいいです
再生回数もハンパなく「涙が止まらない」的なコメントが多くありました
半信半疑でもう一度じっくり鑑賞すると、
”いつか葵にかみを 切ってもらいたい” いつもここで泣く (ユーチューブコメント《ぶるう》様より)
確かに・・・
ここ以外でもいっぱい泣いていた自分と、コメントが少しも大げさでなかったことに気づきます
PVが素晴し過ぎたので、あとでもう一度、瞳を閉じて聴いてみます
「やしきたかじん」「桑田佳祐」バージョンも感想を使えたかったのですが、長くなりそうなので、本題です
同級生である、「森田貢」さん「伊藤進」さん「根次男」さんの3人で結成されたバンド「マイ・ペース」
ご本人たちもバンド名もあまりよく知らないけれど、私の中での「大好きな昭和な曲」上位に、何故かずっと入っていたのでした
東京 1974年(昭和49年)
作詞・作曲:森田貢(みつぎ)
「クリープを入れないコーヒーなんて」的な感じで、この曲においてのフルート演奏は欠かせません(今は少し大人になったのか、ダイエットも兼ねブラックで飲んでいます…)
とにかくそんなフルートの優しい音色に誘(いざな)われ、曲は始まります
最終電車で 君に さよなら
いいお声です、なんとも男前な声なのです
いつまた逢えると きいた君の言葉が
早くも素敵な旋律の序章が始まっているのです
走馬灯のように めぐりながら 僕の心に 火をともす
私にとってここがメインディッシュ、わが耳が歓喜するところなのです
まさに、作曲家「森田貢」さんの天賦(てんぷ)の才を垣間見た気がいたします
そして次へとつなぐ手前の《ズッ チャ~ン》のアレンジ
身も心も酔いしれてしまいます
何も思わずに 電車に飛び乗り
君の東京へ 東京へと 出かけました
Aメロ(ダッシュ)に入ってからの「字余り感」は凄まじく、「東京へ、東京へ」とかぶせるあたりはさすがです(何がさすがなのか、実際よく分かっていません)
この三連符?のような高度に仕上げられた手法は、とても素人が手を出せる領域ではないように感じます
東京へは もう何度も行きましたね
君の住む 美し都
都会へ憧れた君への思い、葛藤(かっとう)、そして彼女を残して東京を去る彼
東京へは もう何度も行きましたね 君が咲く 花の都
「東京」は君が住んでいるから「美し都」です
「東京」は君が輝くからこそ「花の都」なのです
「東京なんて、ナンボのもんじゃい!」って言ってみたいが、そこは心の奥にしまい、ぐっとこらえている気がします
そんなことを勝手に想像しながら聴いていると、「花の都東京」は昭和の男の気概(きがい)をみせた、精一杯のほめ言葉だったように思えてきました
近年、活動を再開された「マイ・ペース」の皆さんです
素敵なハーモニーとフルート、そして変わらぬボーカルです
歌唱力の高さを改めて感じるとともに、マイペースなどではなく、もっともっと前に出てきてもらいたいアーティストだと思わずにはいられません。
P.S.
もう二つの『東京』
ユーチューブのおススメは、やはり「JUJU]さんの次に
【「やしきたかじん」さんの『東京』】
この歌が一番好きです
ファンの方には申し訳ありませんが、理由はこの曲のアレンジが最高だからです
どうでもいい情報ですが、カラオケに行ってこの曲をかけ、歌わずずっと演奏を聞いていたことがあります
もうひとつどうでもいいのですが、岡山市民会館のコンサートへ行ったことを思い出しました
音響設備はいまいちでしたが、最高のお話と甘い歌声は、ずっと大切にしたいと思います
最後は誰もが納得、彼なら間違いなしでしょう
【「桑田佳祐」さまの『東京』】
こちらも初めて聞きました
公式ミュージックビデオ(フルバージョン)です
「JUJU」さんの「泣き」コメントとは対照的に「セクシー」との評判しきりです
桑田さんではなく、登場者の「中尾彬」さんの演技です
「色っぽい」かどうかは個人の受け止め方なので何とも言えませんが、女優さんともどもプロの演技を見せてくださいます(にやりとした彼の目つき、確かにエロいです)
「桑田佳祐」さんの音楽は、全体的にこんな感じって言い表せない作品が多い所も魅力です
また一つ、「こんな感じ」という範疇(はんちゅ)から大きく逸(そ)れた傑作に出逢うことができました
タクシー運転手役の演技もいい感じで「元・ドライバー経験者」の目から見ても… いい感じです
了
小樽のひとよ 鶴岡雅義と東京ロマンチカ ギター演奏聞きのがせません
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