ザ・キングトーンズの歌 『グッド・ナイト・ベイビー』 今でも「夢の中で会えるでしょう」か?

グループ名がよく分からず、何となく「キングストーン」で検索してみると、ちゃんと「ザ・キングストーン」では?とグーグル先生は教えてくださいました

 

『グッド・ナイト・ベイビー』

往年の動画を拝見させていただくと、そこには昭和の白黒テレビの味わいとカラーテレビの輝きにあふれていました

そこには、ジャンルの枠を超えた、普遍的な「価値あるもの」とは何かを教えらたれた気がするのでした

 

グッド・ナイト・ベイビー (GOOD NIGHT, BABY) 1968年

 

「さくらと一郎」さんの『昭和枯れすすき』、「石川セリ」さんの『八月の濡れた砂』等を「むつひろし」さん名義で作曲されていました

これだけで、間違いなくいい曲の確定ランプがつきます

意外でもあり、嬉しくもあり、益々好きになってしまいました

 

作詞:ひろ・まなみ 作曲:むつ・ひろし 編曲:早川博二

 

きっと いつかは 君のパパも わかってくれる (二人の愛を)

ボーカルの「内田正人」さんは、じっくりとした動きに気持ちを込めます

特徴あるハイトーンボイスは、かるくタメを作り、この歌い方がとても心地よく響きます

 

後を 向いた ふるえる肩を 抱いてあげよう

遅まきながら、幼いわが子への子守唄ではないことに気づきます(遅すぎます!)

サビの部分しかあまり知らない私は、とんでもない勘違いをおかすところでした

 

ここまでの演奏は、ピアノとギターみたいなのが入るだけです

あとは趣(おもむき)のあるボーカルの声と、素敵なコーラスという人の声という繊細な楽器だけです

このシンプルさがとても貴重で、かけがえのないもののように感じてしまいます

 

だから グッド ナイト グッドナイトベイビー

涙こらえて

「だ・か・ら」の微妙な間と「こらえて」の絶妙な裏声

誰しもが酔いしれ、魂までも吸い取られていくようです

 

今夜は このまま おやすみ グッドナイト

「このまま」と入れた歌詞が男前すぎて・・・

そして、「内田正人」さんの両頬に出来るエクボもとてもカッコよく思えてくるのでした

 

作詞者の「ひろまなみ」さんは、大日方 俊子(おおひなた としこ)さんとして多くの作品を残されています

同じコンビ「小田島和彦」さん作曲「どしゃぶりの雨の中で」(「むつひろし」さんも別のペンネームを使われています)

「和田アキ子」さんも「曲」「歌詞」もかなりカッコイイです

 

「シャネルズ」(ラッツ&スター)の「鈴木雅之」さんも憧れたこのグループ

キングトーンズの楽曲に「夢の中で会えるでしょう」という曲があります。カヴァーアルバム
「DISCOVER JAPAN」というアルバムに収録させてもらっていますが、これからも内田さんの楽曲を僕なりに歌い語りついでいければと思っています。《オフィシャルブログより、追悼コメントを一部掲載しました》

彼なら、これからもずっと「ザ・キングトーンズの世界」を思い出させてくれる気がいたします

 

「内田正人」さんが亡くなられてもうすぐ2年が過ぎようとしています

 

グッドナイト グッドナイトベイビー 涙こらえて

楽しい 明日を 夢見てグッドナイト グッドナイト グッドナイト・・・

 

「鈴木雅之」さんだけに限らず、誰もが語り継いでいって欲しい昭和の名曲なのでした

 

 

P.S.

負うた子に教えられ・・・

 

名曲に替え歌は付きもの?

替え歌と言えば「嘉門達夫」さん

 

ご存じの方も多いかと思いますが、『グッド・ナイト・ベイビー』といえば

具っない 具ない  「素うどん」  ナルトください~

 

もう、神の域に達しています

夫婦喧嘩をした後や落ち込んだ時、何度救われたことでしょう

 

つい最近も妻と大げんかをしたのですが、いいこともありました

まだまだ子供だと思っていた息子と娘が、中立的なアドバイスを双方にしてくれたのです

 

いつもケータイばかり見ていて、こちらに何の興味もない風だったこの子たちが、冷静に、的確に・・・

エアーポッズも恐るべしです

 

【負(お)うた子に教えられて浅瀬を渡る】

熟達した者であっても、時には自分より経験の浅い者や年下の者に、物事を教わることもあるということ。 (故事ことわざ辞典)

 

それにしても、子供の成長とは早いもので、教わることも増えてきました

おんぶ抱っこをよくしていた私たちが、いつの間にか自分のほうが逆に負われていたとは!

 

この先、暫(しばら)くはなんとか安泰でしょう

わが家のグッドナイトベイビーに感謝です

「素うどん」のようなシンプルさも魅力的な彼らなのでした(親バカです)

 

海は恋してる ザ・リガニーズ 1960年代の素敵な感受性

さくらと一郎 『昭和枯れすゝき』  「平成枯れすすき」も泣けます 

 

昭和の名曲 70年代
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