『放(ほか)されて』 木下結子 哀愁の歌謡曲 昭和のCD全10巻 2-12

 

私(うち)はやっぱり「木下結子」です

 

『放されて』は、関東の人にはなじみはないでしょうが、いろんな人がカバーすることにより、特に大阪の人にはかなり浸透していきました

オリジナルは「木下結子(ゆいこ)」さんですが、あまり知られていません

 

そこでまず【カバー盤】からご紹介いたします

①有名なのは「ニック・ニューサ」

ボーカルの「田中収」ファンならずとも、渋いお声とベースアレンジが際立ちます

 

②「内田あかり」バージョン

迫力満点の仕上がりとなっており、貫禄あり過ぎの歌唱力は圧巻です

あいつばかりが 男やないと グラス片手に・・・

こんな歌詞は「あかり姐さん」にひったり、はまります

 

③「門倉有希」バージョン

名曲「ノラ」で知られる彼女です

彼女のカバーアルバムは私にとってお宝物です

負けず嫌いな意志の強さが、ハスキーなお声とサックスの切れのある音に現れます

「ノラ」も木下結子さんのオリジナル、いい歌はめぐりめぐって大きく育っていきます

 

➃「木下結子」オリジナルバージョン

川面(かわも)にうつるネオンの明かりが、むなしくきらめく夜の大阪

生きる事へのむなしさや悲哀を見事に演じています

サビ部分でのヴァイオリンが「女の哀しいサガ」をやさしく包んでくれるのでした

 

洒落た女で いたいのやけど

私(うち)はやっぱり 演歌です

いろんな方が歌ってくださることにより『放されて』は少しづつ日の目をみることとなりました

でも、私(うち)はやっぱり「木下結子」です

 

22歳の私は1984年に発売されたこの歌を、相も変わらずパチンコ店でよく聞いていました

関西に出てはやくも4年がたっていました

自堕落な自分を支えてくれたのは当時の昭和の名曲たちです

私(うち)もやっぱり「演歌」です

 

隠れた名曲ベスト3・演歌編

 

売れない演歌歌手がある日を境にメジャーデビューすると、嬉しいような少し寂しいような・・・

そんな思いを背負っているのが「隠れた名曲」たち

 

売れないがゆえの思い入れの強さ、自分だけの所有感

隠れた名曲ベスト3

3位:『ほお紅』/ 森昌子(懐かしのフォーク調で優しく包み込んでくれます)

2位:『夢一輪』/ 青木美保(作曲者・五木ひろしさんとのデュエットは涙なしでは聞けません)

1位:『寄り道』/ 山本あき(私自身、寄り道ばかりの人生でした)

 

考えてみると、隠れた名曲とはなんとも失礼な表現でした

ご本人たちは隠そうなんてこれぽっちも思っておられず、謹んでお詫び申し上げます

これからも、見つける努力が足りないばかりに「隠されてしまった名曲」を応援していきたいと思います

 

了

山本あき 『寄り道』 引退されても隠れた名曲は永久に不滅です  

内海美幸 『酔っぱらちゃった』 「涙 あきちゃった」も少し気になります

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