作詞・作曲:さだまさし 編曲:萩田光雄
まえがき
「つぶやきシロー」さんは実は「全然つぶやかない」そうです
誰よりもよくお話する「おしゃべりシロー」と言われているらしいです
そんなわけで?わたしも少し昭和歌謡についてつぶやいてみたいと思います
昭和歌謡を愛する老人のつぶやき(シロー)
今回ブログを再開するにあたり、今まであえて避けていた王道の昭和歌謡曲について触れていきます
きっかけは新聞の広告、よくある10枚組のCDセットです
基本的に、そういうチラシにすぐ引っ掛かるタイプみたいです
前回でも少し触れましたが、乗っていた車がCDを聴けることを数年ぶりに発見し、一気に私の中で盛り上がってしまったのです
とはいっても、!安心の税込み価格! 1980円×17回払い
一括31,680円は即決するには勇気のいる価格です
掲載された日から悩みに悩み、このブログのためならと十日余りの熟考のあと、やっと本日注文致しました
昭和歌謡については、サブスク利用でブルートゥース接続でほとんど聞けるのですが、どうも不便だし音質も安定しません
人生最後のご褒美としてユーキャンさんにお電話差し上げた次第です
久しぶりにお若い女性とお話しできたことにも、秋の深まりとともにささやかな喜びを感じてしまう、哀れな老人なのでした
「秋桜」と書いて「コスモス」と読み、 佐田雅志と書いてさだまさしです
今となっては当たり前の読み方「秋桜」ですが、1977年発売当時はとても新鮮でした
さださんの天才ぶりは誰しも認める所です
しかし、当時の流れは「山口百恵」=「新しくもイケてる女性」=「阿木燿子」
このタイミングで『秋桜』をぶっこんできた運営サイドの力業に感服します
『横須賀ストーリー』『イミテイション・ゴールド』という宇崎夫妻コンビの圧倒的勝ちパターンを一旦脇へ置くます
人は「勇気ある撤退」と呼びました(うそです。自分が勝手に名付けました)
確固たる信念を持つ自立した女性からの ”淡紅(うすべに)秋桜が秋の日の…” としんみり調へと急転直下の変わりようです
『としごろ』からの『ひと夏の経験』への「青い性路線」への鮮やかな変更が「第一次オイルショック」ならこの転換は「第二次オイルショック」といえます
あわててトイレットペーパーを買いに行きたくなるほどの大事件でしょう
このような「オイルショック」に挟まれて『秋桜』という日本を代表する名曲は誕生しました
ユーキャンがCD第1巻 NO.①としたことも、賛否は分かれましょうがうなずけます(あなたの選択は誰が何と言おうと正しいのです)
年商358億、激しい時代の要望の移り変わりをものともせず、成長し続ける会社(たぶん)は違います
最初の1曲として取り上げて下さり、百恵ちゃんに代わり厚く御礼申し上げます
ちなみに、最終第10巻の最後⑱は『泣かせて』/小椋佳です
わかってますねぇ~
「哀愁の歌謡曲/泣かせて」CD全10巻
可愛いお声でてきぱきと対応してくださったユーキャンのスタッフ達に、こちらも勝手に成り代わり、超お勧めさせていただきます
さだまさし
YouTubeに、素敵なコメントがあったのでここにご紹介します
「山口百恵は菩薩である」
昭和33年生まれの姉は、当時のおおよその流れで「百恵ちゃん」→「ヒデキ」→少し大人になり「千春」と変遷していったと推理しています
私にもその影響が今でもずっと残っています(ただし、ヒデキよりゴロー派でした)
姉は、うす紅色の「コスモス」の花がとても好きでした
しかし突然の旅立ちをむかえてしまいます
ずっと以前に「山口百恵は菩薩である」とかいう本を読んだことがあります
内容はほとんど覚えていません
インパクトあるタイトルに惹かれて買った気がいます
このたび、「夜のヒットスタジオ」の映像を見るにつけ、まんざら大げさな表現とも言えないように思えてきました
18歳の彼女(どうにもいまだに信じられない)の表情ははるか遠くを見つめています
悲しみと憂いを混在させた中に、宇宙的な優しさでおおいつくされている感じなのです
いわゆる「慈(いつく)しみ」のオーラにあふれ、思わず両手を合わせてしまいます
「山口百恵は菩薩である」
無宗教な私です
希望ある生き方へと導いてくれるような、何か彼女に救われるような気がしてなりません
素敵な出会いと悲しい別れをかみしめながら、何度もこの動画を再生しています
あとがき 昭和のなつかしグッズ・なぞかけシリーズ
コスモスと掛けて昭和の電話とときます
そのココロは、ピンク色をよく見かけます
1回目なので、こんなもので勘弁を!
了
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山口百恵 『ささやかな欲望 』/『 ありがとうあなた』 ありがとう、三浦友和さま
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