「サイモン&ガーファンクル」 静寂の世界(サウンドオブサイレンス / sound of silence)は序章でした

彼らについてほとんど知識がない私は、正答率92%ぐらい(偏見です)ウィキペディアを開きざっと目を通しています

 

【驚いたこと3選】

① 兄弟ではなかった

② 70年代のイメージでしたが、主に1960年代に活躍していた(1970年に活動を停止)

③ イケボではあるが、意外とイケメンではなかった(それがまたいいんです)

 

そんな無知な私ごときが、英語も分からないのに偉そうに解説してみました

 

明日に架ける橋 1970年

作詞:作曲 ポール・サイモン

 

またも失礼な話ですみません

【勘違いしていた題名】

① この曲の題名を『戦場にかける橋』だと思っていた

② 「大島渚」さん監督の作品と混同していました…と書こうとしたら、それは『戦場のメリークリスマス』みたいで、さらに勘違いしており、もうめちゃくちゃです

 

不謹慎なる前置きをおおいに反省しつつ、このあたりで本文に入りたいと思います

 

When yuo`re weary  feeling small

(君がもし疲れはてて、自信もなくなって)

なんて優しい歌い出しでしょう

”When yuo”まで聞いただけで、うおぉぉ~って感じでしょうか

音声は非常に小さく、耳元で語りけられている感じがします

 

こんなに優しく声をかけられたら、もうそれだけで身も心も…

世の女性だけでなく、男の私でもうっとりしてしまいました(ちょっとキショイ)

 

もしそれに加え、傷ついた心を持って聞いていたなら、必ず落ちるでしょう

「癒(いや)し」と名付けられた、とても深くてとても心地よい沼に

 

When tears are in yuor eyes (涙がこぼれ落ちてくるようだったら

I will dry them all (僕がその涙を拭いてあげよう)

”all” の最後の部分で1オクターブ挙げてきます

もう、「癒しの沼」から一歩たりとも抜けることは出来ないでしょう

 

繰り返し

何度か繰り返される「サビ」の部分です

Like a bridge over troubled water (激流に掛かる橋のように)

I will lay me down (僕が君を助けるから…)

 

私が今見ているのは「sho」さんという方がアップしているYouTube動画です

この日本語訳がとても素敵なのです

 

”feeling small”

「ちっぽけに感じる」と直訳せず、「自信がなくなる」

そしてこの後も、歌詞の繰り返しに対してそれぞれに異なった素敵な言葉をチョイスされるのでした

 

二番の始まりも静かに「When yuo`re 」から始まります

「when ~」・「when ~」と二度三度の繰り返しです

徐々に力強くなっていくあたりもさすがです

英語を理解しない私には、「韻(いん)」を踏む感覚に似ており、なんとも心地よく感じるのでした

 

Like a bridge over troubled water (荒れ狂う河に掛かる橋のように)

I will lay me down (僕がきっと何とかしてあげるから…)

・・・(僕がきっと君を助けだすから…)

二番の訳詩は、このように変化していました

 

メインイベントの3番

今までが壮大な「フリ」だったかのように、3番からはがらりと雰囲気が変わります

間奏からシンバルが加わり、ベースが気持ちを盛り上げ、ドラムが勇気を持てと背中を押してくれるのでした

そしていよいよガーファンクルのコーラスが入り、伝説のハーモニーの完成となります

 

If you need a friend

特にこの部分は聞きほれてしまいました

 

3番に入ると、ここ以外も所々に曲調のアレンジが加わっていくのです

全体的に作品の奥行きが広がり、ちょっとしたお得感も味わえます

 

最後のクライマックスがやってきます

Like a bridge over troubled water (人生がどんなに大変なことに見えようとも)

I will ease your mind(僕が君の支えになるから…)   (大丈夫だから・・・)

雄大なアレンジに呼応するかのように、訳詩もどんどん動きが盛んになります

 

ラストは圧巻の”mind~”

ma~~~~~~~ma~~~~ind (イメージです)

 

とにかく、最後まで聞いてよかったです

今までちら聞きしかしてこなかった私は、メインイベントを見ずに帰っていたお馬鹿な観衆でした

 

クリスマスソングがちらほらと聞こえ始めましたが、今年のイブの日にはこの曲『明日に架ける橋』がおすすめです

彼や彼女は、今まで以上に恋人を心から思い、すべての人達がお互いを気づかい支えあってほしいと願います

あの橋のように・・・

 

『明日に架ける橋』

発売元のCBSソニーのディレクターだった「石川博明」さんという方が、センスあるこの邦題に決めたようです

 

この歌が、多くの方々の「幸せの架け橋」になることを願うばかりです

 

「ポール・サイモン」&「アート・ガーファンクル」

この他にも、多くの作品を残されています

 

”もし疲れはてて自信もなくなって”も、この二人の歌があれば頑張っていけそうな気がします

この二人の優しいハーモニーが流れ続ける限り・・・

 

I`m on yure side (僕がそばにいるからね)

”大丈夫だから・・・”

 

まるで、私たち全員に暖かくささやいてくれているようでした

 

P.S. Like

 

「Like」という英語の意味を習ったのはいつ頃だろう

しかも、「~のように」という使われ方があるなんて!

 

当時、頻出用例だったので仕方なく暗記しましたが、いまだに納得していません

調べるのもしゃくなので、日本語でいうところの「橋」と「端」と「箸」ぐらい程の違いだと勝手に思い込むことにしました

そもそも英語には、同じスペルで違う意味の単語など存在しない気もしますが・・・

 

「Like a bridge」

「橋」にはなれそうにありませんが、「話」相手ぐらいにはなれるよう、努めていきたいと思います。

 

 

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カーペンターズ 『イエスタディ・ワンス・モア』 訳詞にも注目です

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