HANZO(ハンゾー) 懐かしの昭和を色濃く残すシンガーソングライター

令和という元号が幕開けして、はや4年です

年を重ねるごとに1年の短さを憂い、嘆いている今日この頃です

 

俳人「中村草田男」の有名な句に『降る雪や 明治は遠くになりにけり』という作品があります

まぁ、”昭和は遠くになりにけり”の原文がこの句だと初めて知ったのですが…(「そたお」と読むのかと思ったら、そのままの「くさたお」でした。いい名前です)

 

「昭和」のみならず「平成」までも遠くへと感じるほどに、歌の世界も変わってきています

そこで何故か私も一つ

『イミフな歌詞 令和も遠くに なりにけり』・・・

 

そんな今、昭和を引き継ぐ正統派「KENZO」さんに出会えたことはこの上なく幸せに感じるのでした

 

人生の挽歌 HANZO 2018年

作詞・作曲:HANZO 編曲:金沢重徳

 

絶唱したくなれば あの歌

歌に先立ち、ピアノが静かに流れます

まるで昭和の哀愁を呼びさましてくれるかのように

 

〈以下の文章は無視してください〉

私だったらやはり、『時代おくれ』のここかな

”人の心を 見つめつづける”…

 

手はポケットの中にいれ、知らぬ間に飲み屋のカウンターから立ち上がり・・・(ダサくてカッコー悪いことこの上なく、絶唱したければ一人カラオケでもいきなはれ!)

 

泣いて唄うのなら この歌

「HANZO]さんの声は落ち着きと安らぎを届けてくれます

イラついた人の心をそっと包み込むように

 

〈以下同文〉

今は『22歳の別れ』かな

つい先日、「昨日、…悲別で」をユーチューブ(多分違法)で見てしまったので・・・

「石田えり」ちゃん「斉藤慶子」ちゃん、可愛かったなぁ

 

忘れてしまいたい時の 歌

 

〈こりずにまだ書きます〉

『酒と泪と男と女』

はい、そうです

始まりの歌詞がそうなので、勢いで挙げてみました

 

何だか不思議と「河島英五」さんと声質が似ているような気がしてきました

だみ声というわけでは決してなく、あくまでも声質はソフトタッチ、100%北海道産の生クリームのように柔らかいのです

 

流れてるだけでいい 歌

 

〈こりずにまだ書きます その2〉

この選曲はとても難しい

取りようによっては「こだわりのない」「興味の薄い」という風にも解釈できます

 

でも、ここでは「常に身近に寄り添い、その存在自体の重要さに気づかない」みたいなそんなイメージを起こさせます

だとすると、歌詞の内容が超ムズイこの曲を選定させています

『ただお前がいい』(作詞作曲:小椋佳)

いまだに理解できていませんが、いい曲です

 

サビ前の静かな語り口調は、彼の歌手人生の誠実さと歌うことへの深い愛を感じます

 

私が 最後に 唄う歌は 君に送りたい

そして ”仲間(とも)送りたい” ”母に…” ”父に…” と続くのです

 

そんな私の ちっぽけな 人生の挽歌

最後に隠していた爪を現わせます

太く、鋭く、力強く、そして長く

「HANZO」さんの声はどこまでも遠くへと響き渡るのでした

それはまるで、昭和のかなたから歌い継がれて来たかのように・・・

 

〈最後のどうでもいい話〉

私が最後に送りたい曲は、このブログで最初に取り上げた曲『Too far away』(水越恵子)

誰に?と聞かれたら、今は即答できない自分がいます

 

そして、人生の最後の時、「鈴木一平」さんの『水鏡』挽歌として流してもらえたらとても幸せに思います。

 

P.S.

昭和回帰

今朝の読売新聞「編集手帳」の欄に、ツイッターを買収したイーロン・マスク氏の従業員へのゲキが載っていました

「…成功するには高い強度で長時間働く必要がある…」

著者は遠回りではあるが厳しく非難しながら、このように結びんでいます

「…反省も多い昭和の”モーレツ”が舞い戻ったかのような…」

確かに少しやり過ぎ感は否めず、「誤れる回帰」と言えなくもありません

 

2001年から活動されている「HANZO」さんの場合は、正統な回帰であり、それだけにとどまりません

昔ばかり懐かしんでいる自分とは違います

古き文化「昭和」をバージョンアップし、この令和の時代に挑んでいます

 

まったくの「新しい昭和」を身に着けた「新しい令和」がそこにある気がします

私にとってそれは、遠くに感じていた「令和」に、少しだけ近づけるチャンスなのかもしれません。

 

HANZO / HANZO ベスト&カラオケ [CD]
価格:2338円(税込、送料別) (2022/11/18時点)

 

 

由紀さおり 『挽歌』 若い頃よりお慕い申し上げ候…

 

 

 

 

 

 

令和の名曲
スポンサーリンク
昭和の名曲 一曲入魂ブログ  70年代~80年代の懐メロ 200選(収まりきれないかも)

コメント