昭和57年と言えば、私はちょうど二十歳
地獄のような、引きこもりみたいな、人には言えない学生生活を送っていました・・・(この導入文には何の意味もありません)(辛い時期だったなぁとふと思っただけです)
『待ちぼうけ』昭和57年(1982年) 調べてみれば
堀ちえみさんの作品は多くは知りませんが、何曲か耳にしており、意外といい感じの曲が多いなって感じでした(意外とはちょっと失礼ですね)
そしてなぜかこの曲だけがスマホに残っています(なぜかもかなり失礼ですね。言葉のあやです。すみません)
竹内まりやさんが、作詞作曲されていました
香西かおりさんの『無言坂』が玉置浩二さんの作曲と知った時と同じく、好みの曲が尊敬するアーティストの手による作品と知らされた時の喜びと充実感
これがあるので、昭和の曲への探索はやめれません
提供曲を自身でカバーすることが多い竹内さんですが、こちらはセルフカバーされていません
「堀ちえみ」さんにしか表わせない何かを感じ取られたのかもしれません
ミルキーレコード(白いレコード)?
レコード盤は黒いものと思っていましたが・・・
内側の紙が貼っている部分は可愛いピンクで、あとは全面「白」
見た目のインパクトを狙っていたのか、ほかに理由があるのかは定かではありません
世の中、知らないことはたくさんあります(引きこもっていたので当然です)
「堀ちえみ」という人柄
「スチュワーデス物語」
「すちゅ」と検索しただけで、かの有名な(私は詳しくありません)「スチュワーデス物語」が現れます
「ドジでノロマな亀」は流行語になりました(閉じこもっていてもこれぐらいは知っていました)
昭和58年年10月放送開始ですから、この曲の発売より1年以上たっています
ディズニー・ウォッチをのぞく『待ちぼうけ』の彼女は、少しおっちょこちょいで、とても可愛くもあり、憎むことなんて出来ません
主人公・松本千秋(堀ちえみ)のキャラクターとどうしても重なってしまいます(実はあまり知りません、ウキペディアに教えていただきました)
意図的なのか、それとも堀さんの人柄なのか知る由(よし)もありません
(何が言いたいのか自分でも怪しくなってきましたが・・・)
とにかく
私にとって彼女のイメージは一貫しています
① いつも明るく振舞うステージ
②『待ちぼうけ』という少し古風な言い回しがなぜか似合う
③ 歌の芝居も完ぺきではないが、それを遥かに上回る一生懸命さ
④どんな困難にも諦(あきら)めることなく立ち向かえる勇気と芯の強さ
1980年代のヒロイン
日本という国にまだ活気が漲(みなぎ)り、アイドル全盛期でもあったこの時代
当時の若者たち(おじさんたちも)を虜(とりこ)にし、勇気と癒(いや)しとを与えてくださった
「堀ちえみ」様
80年代を華々しく駆け抜けられたように、今後もご活躍を期待しております。
尚、あまり詳しくない私が知ったかぶりで、意見を申し上げ大変失礼致しました。
P.S. 改めて聴いて見ました
ディズニー・ウォッチで思い出しましたが、私もトムとジェリー・ウォッチを使っていた時期がありました(ただそれだけです・アニメ大好きでした・DVDもたくさん持ってい…)
この時計に何か特別な思い出(恋バナ関係を含む)もなく、ただ80年代が懐かしく、堀さんのシングルレコードを振り返ってみました
まずはデビュー曲から順番に、「潮風の少女」・「真夏の少女」・「待ちぼうけ」・「とまどいの週末」・「さよならの物語」(間奏のギターも秀逸です)
「夏色のダイアリー」・「青い夏のエピローグ」・「夕暮れ気分」(「強がりは最低ね」の歌詞とメロディーラインが印象的です)
「白いハンカチーフ」・「稲妻パラダイス」(「濡れたTシャツ~」の所、勢いと伸びを感じる歌声です)
「東京Sugartown」・「クレイジーラブ」(このレコードジャケットが一押しかな)・「リ・ボ・ン」(彼女の集大成的な作品かな) 他、全21曲ありました
当時はそんなに気にしていなかった「堀ちえみ」さん
可愛い衣装で明るく歌うアイドル全盛期の時代
そんな中、改めて聴いて見ると、作品の多くに「光と影」「陰と陽」が混在し、彼女の成長とともにより深みを増していく驚きと感動
あれから35年以上が経過してもなお、曲のほとんどを思い出し、おじさんの心にまで突き刺さるのです
あまく・・・せつなく・・・
「堀ちえみ」
あなたはアイドルではなく、あの時代に選ばれずにはおかれないアーティストだったんですね
必要不可欠な存在だと教えられました。
今更ながらにやっと気づいたのです
ずっと「ま・ち・ぼ・う・け」でごめんなさい!(誰も待ってないか)
了
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