TAXI 昭和62年
作詞:岡田ふみ子
前回少し触れたが、井上大輔氏は「ラッツ&スター」に沢山提供はされていますが、鈴木雅之さんの姉上にもこの名曲を授けられていました。
とても好きな作品だったので、取り上げさせていただきました。
TAXIに手を上げて George(ジョージ)の店までと
土曜の夜だから あなたがいそうで
どれだけ高音が出るかが歌い手の評価となりつつある現代において、彼女の存在は貴重です。
少しかすれたパンチのある高い声と、余裕の重低音を心地よく聴かせてくれます。
そんな彼女にとって、ぴったりの曲なのです。
ガラスのドア越しに 見慣れたあの背中 思いがけずときめく 心が怖い
気持ちの揺れ動きを、見事に詩に置き換える「岡田ふみ子」さんも注目です
『ロンリーチャップリン』など他にヒット曲はありますが、私は『TAXI』こそが代表曲であると確信しております。
男と女の永遠のテーマ
【別れた後に友情は成り立つのか】を正面から問いかけてくるのです。
思い出を 燃やしつくしたら 男と女には 友情が残るはず
あなた達には、「友情」 残っていますか?
「Tammy」さんという方が「TAXI」をカバーしていました
こちらも素晴らしいです
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P.S.
タイトルにもあるように、「井上大輔」さんは素晴らしき編曲家でもあります。
その最たるものが、『キッスは目にして!』だと思います。
歌:ザ・ヴィーナス 作詞:阿木燿子 作曲:ベートーヴェン
巨匠のあのピアノ曲『エリーゼのために』を、編曲してしまうのです。
イントロからオールディーズ感満載です。
思わずレトロなスタンドマイクを握りたくなるほどです。
(ちなみに音痴ですぐ緊張する私には出来ないので、あくまでもイメージです)
とにかく、この発想力・アレンジ力は永遠に不滅です。
≪ なお、ザ・ピーナッツファンの方には申し訳ありませんが、「情熱の花」については
時代も古く詳しくないので割愛させて頂きました。≫
最後に、百恵ちゃん作詞の「シンデレラ・リバティ」も取り上げたかったです
了
山口百恵 『ささやかな欲望 』/『 ありがとうあなた』 ありがとう、三浦友和さま
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