山本リンダ 『どうにもとまらない』  私の心にねらい撃ちされていました

舌足らずで、可愛く『こまっちゃうナ』と歌っていた「山本リンダ」さん

デビュー当時からポップなイメージの彼女ですが、この曲意外と演歌調な演奏でした

それもそのはず、作詞作曲は「遠藤実」先生、作品の幅広さに驚きます

 

このデビュー曲のヒット以来低迷が続き、心機一転イメージを変えてきます

『こまっちゃうナ』を聞けば聞くほど、そのギャップに・・・

 

『どうにもとまらない』 1972年(昭和47年)

 

幼き頃からヴァイオリンを嗜(たしな)むおぼっちゃまは、イケメンでとても優秀な作曲家

スター誕生審査員の「都倉俊一」さんのさわやかさに、誰しも嫉妬したくもなります

その点、「阿久悠」さんは・・・(「天は二物を与えず」?…)

 

そんな「都倉俊一」さんの三物めの「編曲力」が凄すぎます

 

この作品のヒット要因は多くの方が述べられています(以下は私の勝手な私見です)

天才「阿久悠」さんの題名や言葉の力・「山本リンダ」さんの踊りやへそ出しルックのインパクト・そしてリズムカルな曲調…

 

でも皆さん、このイントロの15秒を心して聞いてみてください

悔しい(?)けれど、「都倉俊一」(もう呼び捨てです)

至福のひと時をありがとうございます

さらに嬉しいことに「間奏」「エンディング」と感動の波は押し寄せます

 

私は、この演奏を聴きたいがために、何度も何度もリピートしています

「どうにもとまりません」(パート1)

 

作詞:阿久悠 作曲・編曲:都倉俊一

 

巷で誰かに 声かけて

広場で誰かと 一踊り

木かげで誰かと キスをして

それも 今夜はいいじゃない

 

2番からの歌詞は、あまりよく知りませんでした

この曲のリズムに合わせた詩のはめ込め方が素晴らしすぎます

この流れるような場面の展開にワクワクしてくるのでした

 

あゝ蝶になる あゝ花になる

恋した夜は あなたしだいなの

黒いパンタロンは夜に溶け込み、赤い蝶は華麗に舞を踊ります

 

あゝ 今夜だけ あゝ 今夜だけ

もう どうにも とまらない

「阿久悠」さんは、当初この曲に『恋のカーニバル』というタイトルを付けていたようです

 

『どうにもとまらない』に改めら、山本リンダさんの活躍も止まることはありませんでした

 

山本リンダ

 

『どうにもとまらない』『狂わせたいの』『じんじんさせて』『狙いうち』のメドレー動画がありました

 

5分を超えて踊り続けながら歌われていました

見事なプロポーション、ステップ、そして信じられないほどの声量です

60歳をはるかに過ぎているとの動画内にコメントに、驚きを隠せません

 

鍛え上げられた心身は尋常ではなく、衣装とヒールの高さが並々ならぬ節制と日々の努力を証明しています

「山本リンダ」さんは、あくまでもストイックに仕上げられ、まさに「プロフェッショナル」として進化し続けておられました

 

動画は4分を過ぎ、「狙いうち」へと曲は進んでいます

「ウララッ ウララッ ウラウララッ…」

 

ちょっとだけ息苦しそうなブレスが、一瞬訪れた気がしました(このブレス音が色っぽいのです)

激しい動きがとまることは始めから一切なく、笑顔で6分近くを歌い続けるのです

 

私はというと、何故か涙があふれてくるのが、「どうにもとまりません」(パート2)でした。

 

P.S.

デビルマン

 

同じ時期(1972年)に、「永井豪」さんの名作『デビルマン』がテレビ放映されていました

 

「人類滅亡をもくろむデーモン族の妖獣とデーモン族の裏切り者であるデビルマンが人間を守るために戦う」というストーリー (テレビアニメ版/ウィキペディア)

 

オープニングテーマ『デビルマンの歌/作詞:阿久悠』も素晴らしいのですが、エンディングテーマ『今日も何処かでデビルマン』が名曲すぎます

 

作詞:阿久悠・作曲:都倉俊一・編曲 :青木望

 

高度な音楽性を感じるイントロに続き、登場シーンのカット割りにみとれます

高き鉄塔に座り、腕を組んで一点を見つめる「デビルマン」

下を見つめるその瞳に、悲哀を感じつつ曲は始まります

 

誰も知らない 知られちゃいけない

デビルマンは 誰なのか

正義のヒーローの宿命です

 

人の世に 愛がある 人の世に 夢がある

この美しいものを 守りたいだけ

この旋律に、ダジャレなしに今でも戦慄が走るのです

 

昭和の二人の百獣の王「阿久悠」「都倉俊一」

アニメ作品への楽曲提供という狩りに、全力で立ち向かい、いっさい手を緩めることはありませんでした。

 

鳩の群れと供に、さりげなく向きを変える横顔がセクシー過ぎる…

オカンが好きな曲!

デビルマンはマッチョです!

俺はデビルマンになりたい…                   (YouTubeより)

 

たくさんのコメントに、”今日もどこかでデビルマン” は喜んでくれているだろう。

 

 

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