この全曲集は昭和ファンにとって、まだ3曲目ですが順当に推移しています
「山口百恵」→「五輪真弓」→「河島英五」という流れが凄くいい感じなのです
今風に言えば「激アツ」、昭和でいうなら
”Oh! モーレツ!”
って叫びたくなるのは、何年生まれぐらいからでしょか?
石を投げれば「阿久悠」様に・・・
【哀愁の歌謡曲 昭和のCD全10巻】が本日、やっと我が家に配達されました
すぐに開けてしまうのが少しもったいない気がしています
全180曲には、たぶん「阿久悠」様の作品も収録されており、意思を投げれば数多く当たることでしょう
阿久悠さんは「山口百恵」さんには一切作品を提供していません
「五輪真弓」さんは全作ご自分で作詞されます
ということは…
結果的に、この大全集の一番最初に持ってきたかったのは、昭和の重鎮:作詞家 阿久悠なのかもしれません
阿久悠≧昭和歌謡の世界
『時代おくれ』 作詞:阿久悠 作曲:森田公一 編曲:チト河内/福井俊 歌唱:河島英五
日本作詞大賞には選ばれていません(阿久さんは他作品で8回受賞されています)
オリコンチャートでも上位に来ることはありませんでした
でも、私の中での『時代おくれ』は昭和歌謡の頂点に輝き、人生のお手本となるべき応援歌といえます
永遠のマイソング、人生の目標そのものなのです
私が幼き頃の阿久悠様の印象は、レコード大賞にいつも顔を出し、花束とトロフィーをいただいていました
「また、この変なおっさんか!」と不謹慎にも思ったいたものです
当時の自分にとって、歌詞なんてドリフの「高木ブー」以下の存在だったのです
人の印象なんていい加減であり、また成長と共に上書きされます
今では「阿久悠」様は昭和の偉人として欠くことのできない存在となりました
お写真を拝見していると心なしか「時代おくれなお顔」をされているのも魅力かもしれません
皆様ご存じの通り「阿久悠」様は、作詞の世界にとどまることなく多才ぶりを発揮されました
阿久悠≧昭和歌謡
加藤茶(かとちゃん)に名曲『ミヨちゃん』があるように…
100円の「カルビーポテトチップス」のヒットには「藤谷美和子」さんが不可欠だったように…
「メソポタミア文明」にチグリス・ユーフラテス川が必須条件だったように…(今朝テレビで言っていました)
昭和歌謡には、阿久悠様は「大なりイコール」であり、絶対に必要な存在なのでした
時代おくれ
時代おくれなファッション・時代おくれな考え・時代おくれな人々・・・
時代について行くのがあたりまえであり、正義にまでなっている気がします
人の心を見つめつづける… /// 好きな誰かを思いつづける…
【時代おくれ】より
このような、人の振る舞いとして自然なことが時代おくれと言われるならば、喜んでどこまでも「おくれ」てみたい
そんな思いを忘れずに、今後も「阿久悠の心の世界」にどっぷりとはまりたいと思っています
本作の歌の内容については、ずっと以前に下記ブログにて訳の分からないことをグダグダと書いていますので、よろしければどうぞ!
河島英五 『時代おくれ』 昭和61年 「酒と泪と男と女と昭和と名曲」
あとがき 昭和のなつかしグッズ・なぞかけシリーズ その③
中島みゆきの「時代」とかけて 遊園地のコーヒーカップとときます
その心は どちらも夢を乗せて回り続けます
了
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