そろそろ演歌の王道かな
そんな思いで、「五木ひろし」さんの作品をいろいろ聴いていました(五木さんに深い理由はありません)
作曲家:五木ひろし 作詞:荒木とよひさ
昨日、忽然(こつぜん)とおススメ動画に現れたのが、「青木美保」さんだったのです
見覚えは、ありません
『夢一輪』 昭和61年
覚えていないが、自然と蘇(よみがえ)る感覚
でも、題名に何か引っかかるものがありました
当然、動画の再生を行います
うん? 聞き覚えがあります
ていうか、歌詞が脳内から次々と出てきます
まるで、30年来の友人に再会のごとく
予定を変更し、急遽『花一輪』取り上げさせていただきます
この題名、誰も知りません(たぶん)
「青木美保」さん、ほとんど知らないと思います (きっと)
でも私には、かすかに記憶に残る、とても懐かしく大事な友人(作品)だったのです
何度か聴いても、出会いのいきさつを思い出せず、歯がゆく感じるばかりです
でも確実に、心のドアが開かれ、期待に満ちあふれている自分がいます
この瞬間、この感動、この喜び
グーグル様に感謝しても、しきれません
献身的な女性像
ここに登場するのは、とてつもなく健気な女性です
「献身」を競う大会があれば、世界レベルです
優勝も充分狙えます(陽気で、ポジティブな欧米人にどこまで理解されるかは、微妙ですが)
あなたの心の お守りに せめて私が なれるなら
出だしの言葉です
心が締め付けられます
つづいて、お酒を飲みに行った「あなた」に
そっと私を 呼び出して
電話を離れず 夜更けまで いつでも 待っているから
「そっと」そして「いつでも」
すでに、感極(きわ)まり、言葉が見つかりません
充分過ぎるほど、「想い」が伝わってきます
2番の歌詞は、さらに・・・
そして、彼女と唄いびと(青木美保)が何故か重なって仕方ないのです
五木ひろしの作曲力
『契り』
確かに名曲だとおもいます
スケールの大きさを感じます
『夢一輪』
”…そして悲しい 終わりがきても・・・”
私は、ここのメロディーラインが好きでたまりません
ちょっと聞きなれない曲のご紹介でしたが、是非とも聴いてみて下さい
昭和の女性 青木美保
今この曲に出逢って、少し興奮しています
当然、他の動画検索するまでもなく、すぐ下ぐらいにおススメが出てきています
この二人のデュエット映像が素晴しすぎるのです
女・青木美保 と恩師
”彼女はもともと五木ひろしのファンクラブに入っていて、そのカラオケ大会でスカウトされます
五木さんの2年間の支援の下、デビューとなったのです”《ウキペディアより》
最初は師匠がギターソロでAメロを余裕で唄います(流し経験も長く、ギターもうまいです)
そして後方から、ゆっくりと彼女の登場です(デビュー間もない頃か)(かなり緊張気味です)
彼女の想い
尊敬・感謝・憧れ・思慕・恋慕・未練・ひょっとすると諦めも・・・
私ごときに分かるはずもなく、ただ見つめることしかできません
画面の彼女は、気持ちを、そして涙をぐっとこらえ、ていねいに唄っていきます
でもサビ前までが、限界でした (…分かっているけど~ の けど~から、声が突如かすれます)
すかさずマイクに口を近づけ、師匠の声が入り、彼女を助けます(まさに神対応、かなりの男前です)
そんな彼女をチラッと振り返る、「恩師・五木」さん(意外でしょうが、当時は見た目もかなりカッコイイんです)
その瞳は、いたわりと温かさに満ちあふれていました
2番に入る前の一瞬のドラマ
目は昔から細いですが、「男前ひろし」は流石(さすが)です
「大丈夫か、いける?」初めて顔を見て、目で問いかけます
「はい」ではなく、「うん」と可愛く、コクリと頷(うなず)くのです(どちらも音声はきこえませんが、私にはそう見えました)(このシーンは見逃せません、我が家の家宝となるでしょう)
かくして、2番はプロの気合で歌い切ります
泪(なみだ)と精一杯の笑顔を交(まじ)えながら・・・
最後の歌詞です
春を一輪 咲かせてくれたら 夢を一輪 咲かせてくれたら
咲かせてあげたい
今は無理でも、必ず咲いてほしい
そう祈らずには、おれません
素晴しい曲に久びりに再会できた喜びと
「青木美保」という一人の純真な女性の人柄や生きざまに想いを馳せつつ
どうしても紹介したい作品だったのです
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P.S.
この世で、最大の理解者なのでは
グーグルさん、あなたはエライ
こんな私に、興味を持って下さるなんて
いつもご親切、大変感謝しております
たまに、?? な記事や動画をすすめられるのも、御愛嬌(ごあいきょう)です
親愛なる、グーグル様
あなたは、私の心の奥底を、私のことすべてを知り尽くされているのでしょうか
それは、嬉しくも少し危険な香りが致します(そこがまた魅力なのかも)
了
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