青い三角定規 『太陽がくれた季節』 第23回紅白ベスト5曲② 「青春の旅」も一緒に聞くと…

・紅組司会:佐良直美 ・白組司会:宮田輝

 

・総合司会:山川静夫

 

ベストな布陣です

それでは、対する白組です

 

太陽がくれた季節 昭和47年

 

作詞:山川啓介 作曲:いずみたく

 

青春ドラマ『飛び出せ!青春』の主題歌です

 

とびだせ!青春

 

まさに、私にとっては、青春ドラマの原点

野武徳と言えば「英語教師・河野武先生」なのです(今気づいたが、名前が似てる)

 

生徒役では「穂積ペペ」(パーマ頭)さんや「ちょっと悪っぽい人」(ちびまる子ちゃんでいうハマジみたいな)」と「気弱なタイプの人」・そして「石橋正次」「夜明けの停車場」は売れすぎて忙しくなり、途中撮影を休んだほど)さんが印象的です

 

オープンイングの真っ赤な太陽が印象強く、「太陽が暮れた季節」とずっと勘違いしていました(アホです)

 

とにかく、「飛び出せ!青春」から私の思春期は始まり、その後の青春ドラマと共に、駆け抜けることとなります(何のドラマもない、悲しいだけの思春期であったが・・・)

青春の旅 (作詞:作曲同じ)

B面に収録されている、エンディング曲です

この歌がまた素晴らしいのです

 

番組最後あたり、河野先生が涙流しながら、あいつら、あいつら・・・と言いながら走る姿が思い出されます。レッツ ビギン!   (YouTubeコメントより)

 

この曲をききながら読ませていただいていると、目頭が・・・

確かに!

ずっと忘れていた、何か大切なものを思い出させてくれたのです

 

そうさ そいつが 青春の旅だ

 

最後は、不覚にも一粒の・・・

 

「青春」

 

青春 それは 君がみた光

ぼくがみた 希望~   青春 それは・・・

 

って、これは毎日香のCMソング「青雲」でした(森田公一の名曲)

 

ごめんなさい、青春!それは

希望の光(まだ言っています)

面映(おもは)ゆい言葉ですが、当時はみんな真剣に語り合いました

太陽が授(さず)けてくれた「青春」なのです(暮れては、いません)

 

紅白の画像を見てみると、ボーカル女性の歌唱力は「?」 ですが、パンタロンジーンズのラッパ形状に、躍動感と感動を覚えずにはいられません(すそが広がったズボンが流行りました)

 

2番から入る、二人の男性コーラス「ラララ~」が素晴しい(生本番でもかなりの歌唱力でした)

 

君は何を今 見つめているの・・・

君も今日からは 僕らの仲間 燃やそうよ 二度とない日々を・・・

 

相手への呼びかけの言葉、「君」

 

「君」とか「僕ら」という言葉を使わなくなったのは、いつ頃からなのでしょう

相手のことを「自分」と言ったり、今では何も言わなくなっています

 

「君恋し」「君と歩いた青春」「君可愛いね」「君の瞳は1万ボルト」

昭和の「君」は素晴らしい

 

美しくも、素敵な響きを感じる、いつまでも大切にしたい日本語なのではないでしょうか

 

いずみたく

 

幅広いジャンルを手掛けた作曲家です

演歌調歌謡曲から、フォーク・ミュージカル・童謡・校歌・交響曲に至るまで「何でも来い」の世界です

 

そんな彼がプロデュースした曲は、どれもイントロから気合十分です

「いずみたく」と聞けば、私は「いずみたくシンガーズ」と迷わず答えてしまいます(最初はいずみたくが、名前とは知らなかった)

 

それは、彼らが歌った『帰らざる日のために』(われら青春主題歌)があまりにも印象深いからにほかなりません

 

『帰らざる日のために』

 

学園ドラマ、最終作「われら青春!」の主題歌です

私も(寂しい)青春真っただ中、思い入れの強さは引けを取りません

 

1974年4月、オンエアーなので、「青い三角定規」は解散しており、いずみたくさん専属の「シンガーズ」の歌唱となります

 

デビューからずっとプロモートしてきた作曲家と一気に売れっ子となったグループ

どんな事情があったのかわかりませんが、あまりにも早い解散でした(1971~1973)

 

青い三角定規

 

女性一人(ボーカル)と二人の男性、3人組

何故白組枠なのか、微妙なNHK判断ですが、まぁ人数も多いことですし・・・

 

「青い」は青春のイメージで何となくわかりますが、三角定規ってのが風変りです(ブルートライアングルの案もあったらしい)

 

結果論ではありますが、この定規、正三角形ではなく、二等辺三角形だったのかもしれません

 

P.S.

 

佐良直美 (紅組司会)

1967年より堂々の13年連続紅白出場(司会は4年連続を含む計5回)

 

60年代後半から70年代の「紅白の顔」

 

彼女と言えば、1969年『いいじゃないの幸せならば』(レコード大賞曲)が、頭に浮かびます(幼かったので、記憶としてはかなり薄い)(我が家はたぶん、白黒テレビ)

 

昭和の一時代を築いた「佐良直美」さんですが、出場歌手でもあります

自分の司会で自らを紹介します(はなれ技です)

 

歌った曲は「オー・シャンゼリゼ」

シャンゼリゼって何?

そんなレベルの私は、少し調べてみました

まず、国はフランス(ここからです)(世界史ほとんど知りません)

パリにありました(何となくオシャレな街です)

 

凱旋門(聞いたことぐらいはあります)

 

シャンゼリゼ通り

 

コンコルド広場から、シャルル・ド・ゴール広場までの約3Km、幅70mの並木道

このドゴール広場に、エトワール凱旋門があるみたいです

 

そう、凱旋門は、他のもたくさんあったのです

軍事的勝利を讃(たた)えるこの凱旋門、古代ローマにまで遡(さかのぼ)ります(コンスタンティヌの凱旋門も有名らしい)

 

なんと驚くことに、日本にもたくさんありました

祝賀行事用に建てられた「緑門(りょくもん)」が起源らしく、日露戦争終結後、建設ブームが到来(雷門ですら凱旋門化)していたのです  ”ウキペディア参照”

 

佐良直美さん、また紅白というNHKの凱旋門に帰ってきてみませんか

 

たとえ、昔の伝統ある門形を変えてしまい、全く新しい様式建て替えられていたとしても・・・

 

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岸洋子 希望  昭和45年(1970年)

昭和の名曲 奥村チヨ 終着駅  ③

 

 

 

 

 

 

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