キャンディーズ デビューから引退まで『ハート泥棒』『哀愁のシンフォニー』『やさしい悪魔』 ②

ハート泥棒

 

作詞:林春生 作曲:すぎやまこういち

 

昭和51年年9月1日

 

 

なんだか 趣味じゃないけど とても気になる あいつ

 

前作『夏が来た!』の作品が、デビューから携わってきた穂口雄右先生と制作サイドでトラブリます

そのせいなのか分かりませんが、何となく急ごしらえの感が否めません(”ウキペディア”を読んだから、そう思えるのかもしれません)(調べているうちに、この先生を尊敬し、結果、かなり偏見も入ります)

 

最高ランクの映像

 

そんな中、「8時だよ全員集合」の動画をみつけました(当然生歌・生演奏です)

黄色のコスチュームが可愛く、優しくはためきます

安定のハーモニーに感動しつつ、見ていると、まぁランちゃんの可愛いこと(私の一押しはずっとミキちゃんでしたが)(彼女の一歩引いた感じがたまりません)

 

これまでたくさんの動画をみましたが、最高ランクの可愛さです(指で「シー」とするシーンは、誰もが秒殺されることでしょう)

改めて見返すと、ミキちゃん・スーちゃんも最高でした(歌唱力も踊りも笑顔もドラムのおじさんも、すべてが完ぺきでした)

 

「なんだか趣味じゃないけど」の歌詞が、妙に物悲しく響きます

 

哀愁のシンフォニー

 

作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし 編曲:馬飼野康二

 

昭和51年年11月21日

 

 

ダバダー (ダバダー) ダバダー・・・

 

特徴あるイントロ(馬飼野さんです、間違いなしです)とともに、ミキちゃんの声から始まり、二人を引っ張ります(ミキちゃんファンには少し嬉しい演出です)(コーヒーの宣伝・《違いが分かる男》ではありません、念のため)

 

さすが大御所、なかにし礼さんです(キャンディーズをよく分かってらっしゃる)(この世界なんです、私が待っていたのは!)(心のミットへ、ど真ん中のボールがやってきました)

 

 

あなたの 風のような 気まぐれが悪いの

遊びと恋の区別 まだまだ私 つかないの

 

至高のシンフォニー

 

三木たかし

あなたは、シンフォニー(交響曲)の神ですか

 

最高の神曲を「キャンディーズ」提供していただき、全国キャンディーズ連盟(ファンクラブの鏡みたいな、素晴らしい組織だったらしいです)になり代わり、お礼申し上げます

私にとって『哀愁のシンフォニー』なくして、キャンディーズは、あり得ないのです

 

やさしい悪魔

 

昭和52年3月1日

 

作詞:喜多條忠 作曲:吉田拓郎

 

私には、賛否両論ありましょうが、この衣装(赤と黒で悪魔でをイメージ)は微妙です

人は成長します

変わっていくものです

 

「やさしい悪魔」に出逢いながら大人になるのでしょうか

この衣装をみるたびに、分かってはいても、「なんだかなー」と今は亡き阿藤快さんみたいな、複雑な気持ちになるのです

 

スーちゃんの踊りが素敵すぎます

 

テンポの速いこの曲は、振り付けの種類もたくさんあり、大変難しかったと思います

天性の踊りのセンスを持つミキちゃんに対し、頑張り屋のスーちゃん

努力の人なのでしょう(完ぺきに仕上げています)

 

一生懸命に踊る姿を見ていると、何といっていいのか言葉が見つかりません(ある動画に、彼女がウインクする場面があり、「スーちゃんのウインクに落ちました」とのコメントに、納得しかありません)

 

作曲・吉田拓郎(知らなかった)さんのセンスと、間奏のアレンジの良さが際立ちます

 

暑中お見舞い申し上げます

 

昭和52年6月21日

 

作詞:喜多條忠 作曲:佐瀬寿一

 

 

水着を誰かに 見られただけでも あなたから だめだよと いわれそう

 

はい、絶対ダメです

お願いだから、水着姿で歌わないでください

 

 

泳ぎませんかと 誘いにくるけど ふりむかず ねむったふりよ

 

彼女たちは、ファンにはとてもフレンドリーで、素晴らしい対応をされますが、見知らぬチャラ男は相手にいたしません

 

 

はやく あなたに会いたくて 時計を さかさにまわしてます

 

もしもそんなこと言われたら、感激のあまり卒倒するでしょう(出来ましたら、お見舞い(暑中)お願いします)

ここからは、新たな追加文です

 

でも、考えてみたら、早く会いたいのに、さかさにまわすって、おかしいですね

喜多條先生は、答えておられました

事務所サイドから、「アイドルから卒業させてほしい」との依頼があったみたいです

直観的に、解散も視野に入れ「さかさにまわす」という歌詞を入れます

 

「時間を巻き戻してキャンディーズに会いたい」

そう思うファンに向けたメッセージだったのです

深い、深すぎます

私はあなたを誤解していました

 

喜多條忠先生

素敵な歌詞を、ありがとうございます(手のひらをかえすとは、まさにこの事、深く反省いたします)(2020/1/18・追記)

 

三人の声は、清流そのもの

 

この曲の聴きどころは、「アハハーン」のあとの、「ウ・ウッフン」です(歌詞には記載されていませんが、鼻にかかった甘い声は、耳が歓喜するでしょう)

少しボリュームを上げたイヤホンで聞くことをお勧めいたします

まるで、澄み渡る水が、疲れた体全体にいきわたるかのようでした。

 

P.S.

 

LPレコード

 

キャンディーズのシングル曲で、初めて買ったのは『暑中お見舞い申し上げます』です(大好きな「哀愁のシンフォニー」ではないのです)

 

少し怪訝(けげん)に感じたので、以前持っていたであろうLPの収録曲を調べてみました

デビュー曲から『やさしい悪魔』までしか収録されていないLPレコードだったのです(2枚組・初めて買ったLPです)(納得です)

ずっと、離れの私の部屋にあったのですが、最近探してみましたが、見つかりません

 

 

「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」   西條八十の詩より

 

この言葉を有名にした「人間の証明」もいい映画でした

あの黄色のジャケットのLPレコード(決定版)です

母さん、僕のあのレコード、どうしたんでしょうね

捨てられていないことを、心から祈りながら第二部を終えたいと思います

 

全部収まりそうにないので、急きょ、3部構成といたします

 

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