明日という日は明るい日と書くのね… アン真理子 『悲しみは駆け足でやってくる』

時は昭和44年

イントロは当然口笛とコーラスから入ります

実はその前に吹雪が吹き荒れるのです

悲しみをこれでもかと盛り上げるのです

私たちの心はもう遭難寸前となります

しかし、最初の歌詞の内容は何故か・・・

 

当時小学生2年生の私でした

ちょっと変だったこの少年は、初めて女の子を意識するように、この歌を心にとどめていたようです

 

悲しみは駆け足でやってくる 1969年

作詞:アン真理子 作曲:中川克彦

 

明日という日は明るい日と書くのね

昭和歌謡史上、これほどのインパクトを与えた歌詞を他に私は知りません

見事です

 

あなたとわたしの明日は 明るい日ね

何なんでしょう

この歌詞と曲調のギャップは

このとてつもない悲しい旋律、そして憂いのある歌声

とどめは、一番の最後のこの歌詞です

  悲しい歌は知らない

 

何たる矛盾、底知れぬ違和感、つじつまの合わない、この二律背反感

もやもやした私の思いを、作詞家「アン真理子」さんは、二番の書き出しで解きほぐしてくれました

 

若いという字は 苦しい字と似てるわ

一番とのこの対比です

言葉の選び方が素敵すぎます

 

ふたりは若い 小さな星さ  悲しい歌は知らない

最後はまたこの歌詞でしめます

楽しい日は決して多くは訪れないことを予感しながら・・・

 

年代的に、ご本人「アン真理子」さんをよく存じ上げません

なぜか、『ウルトラセブン』の「アンヌ隊員」を思い出しました

 

彼女同様、綺麗なおねぇさんだったに違いありません

 

作曲の「中川克彦」さん

私の検索の不手際なのか、この曲以外に作品が見当たりません

世の中には不思議なことがたくさんあるものです

 

昭和の名曲『悲しみは駆け足でやってくる』

無邪気な少年をも虜にした、この素晴らしい旋律と憂いのある歌声、そしてセンスある歌詞

50年以上たった今でも心の片隅に残り、勇気づけられているのでした

 

皆様にも、明日が明るい日でありますように・・・

 

P.S.

明後日(あさって)という字は「明」と「日」の間に「後」があるのね・・・

などど、見当はずれなことを考えてしまいました

 

日本語では「明日」は希望的なニュアンスがあるのに対し、「あさって」は「見当はずれ」といったニュアンスを含む(例: あさっての方向)。【ウィキペディアより】

 

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